冷え性解消について

 

 

冷え性は、血液やリンパ液の流れが何らかの原因で悪化することによって起こることが知られています。

その原因は様々ですが、その一つに膝の関節の変形や歪みがあります。

たとえば、膝が外側や内側に大きく湾曲している場合には、脚の外側の筋肉のみが酷使されて、脚の内側の筋肉はほとんど使われないので、内側の筋肉が衰えてしまいます。
脚の筋肉は、脚全体のポンプ機能にとって重要なので、極端な筋肉の偏りが生じると、脚全体の血流の悪化を招いてしまいます。
とりわけ、膝関節の歪みや変形の影響を受けやすい脚の付け根や膝、太もも、ふくらはぎには、太い血管や脚のポンプ機能の根幹を担う重要な血管が数多く通るので、血流が大きく悪化してしまいます。
つまり、こうした脚全体の血流の悪化の結果、足の先端にまで十分に酸素や栄養分が行き渡らなくなるので、冷え性の症状があらわれるわけです。

また、同様に、脚全体を満遍なく通り、細胞から老廃物や余分な水分を回収する機能を持つリンパ管の流れも悪化してしまうので、代謝機能が低下して冷え性を招きやすくなります。

以上のように、冷え性解消には、早めに膝の関節の歪みや変形を改善して脚全体の歪みを解消することが大切といえます。
特に、歪みや変形が軽度の場合には普段何気なく見ているだけでは気づきにくく、気づいても痛みなどの症状があらわれていない場合には、治療を後回しにしがちなので、特に頑固な冷え性にお悩みの方は、自分の脚の筋肉の付き方などをよく確認して、早めに医療機関を受診することが大切です。